煩雑なExcelでの情報管理から脱し、正確でリアルタイムな情報共有を実現。
営業部門と財務部門との情報共有により、予算状況の把握も円滑に

新虎興産株式会社 様
解体/リサイクル業
50~100人

大阪市に本社を構え、解体工事や産業廃棄物処理を行う、1918年創業の建設会社様。
Excelでの情報管理による煩雑さや、正確な情報の共有に課題を感じていたところ、UIやグラフ表示機能が決め手となり、
upbuilderの導入に至りました。
総務部経理課 東 純様 に、upbuilder導入までの課題と導入による効果などを伺いました。
導入前の課題と upbuilder を選んだ理由
正確な情報の共有
以前はExcelで全て情報管理をしていました。数式が複雑に組み込まれているもので、入力値や入力場所の間違いといったことが結構
あり、この数字は正しいのか?という状況がありました。案件情報では確度の入力もしていたのですが、見込みの状態から確度を更新
し忘れたりといったこともありました。
またそのファイルには概要だけを入力する形にしていたため、詳細な内容は担当に直接口頭で聞かなければならず、そこが課題になっ
ていました。
報告資料作成に手間がかかる
報告資料の作成に手間がかかっていたというのもあります。
upbuilder導入以前は、例えば主要取引先A社の5年間の推移を出してほしいという依頼があった場合に、その会社で絞って数字を集計
して、グラフを作成して・・・といった手間がありました。
upbuilderでなら、そういった資料はグラフ表示機能で自動的にぱっと作れるため、それがupbuilderを選んだ理由の一つです。
UIが見やすいことも決め手としてありました。
利用機能と利用方法
主なご利用機能 |
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予算状況 、工事物件、要員配置、 営業活動、 文書管理 |
現状では、まず営業担当と営業事務が使っていて案件(工事物件)情報を入力しています。色々な人が入力すると、入力ルールがばらつ
くため、専任の営業事務が入力する形にしています。工事担当は閲覧が主ですが、一部管理職は入力することもあります。
要員配置については、upbuilder上は要員配置の大枠の情報だけを登録して共有しています。
営業担当が一目見て、現場の人間の逼迫具合や空き状況が分かり、今月忙しいなとか来月少し空いているからあの案件が入れられる
なということが把握できるように、使っています。
他には経理部門で、予算管理に利用しています。
upbuilder の導入効果
情報共有が円滑に
upbuilderを使うことで各工事の情報を集約できるので、属人化を防止し、情報共有ができるようになりました。
またExcelでの入力間違いや、詳細は聞かないと分からないといった点が解消されて、きちんと共有できるようになり、予算の状況確
認がしやすくなりました。データ登録については、入力者を専任にすることで抜け漏れをなくすこともできるかなと考えています。
経理・財務では、今期の着地見込みや達成率、来期の進捗状況、各支店の数字等の、予算状況の把握に使っています。営業部門と経理・
財務部門との情報共有の面ではすごく変化があり、営業部門に案件の売上や粗利をきちんと入れてもらうようにしたことで、月次・年
間・全体・店別で把握できるようになり、情報共有がかなり円滑になりました。
以前は、各拠点での売上や達成率の管理はせずに全体で見ていたのですが、upbuilderを導入してからは、拠点別に予算管理できるよ
うにもなりました。
現場の声としては、新しいものなので最初は少し抵抗感や困惑があったのですが、入力するだけで済むということもあり、 慣れたら使
いやすいといった声があります。
書類管理も楽に
他には、upbuilderを利用する中で出てきたアイデアとして、文書管理機能を利用して案件ごとに書類をまとめて入れ、確認したいこと
があればupbuilderを見る、という使い方にしたところ、書類の管理と確認が楽になりました。これも導入して良かった点です。
導入した効果としては、「情報の共有」というところに一番表れていると感じています。
便利なポイント
「文字の大きさや色合い、画面の構成などが見やすい」、「予算状況がグラフで確認できる」の2点です。
今後の展望
今後は企業分析のような使い方を考えており、取引先別や工種別のグラフなどを使い、銀行や役員に対して報告できるように使って
いけたら、と考えています。